2010年4月20日火曜日

Visual Studio 2008 Professional 通常版・非常にキレイ



Visual Studio 2008 Professional 通常版・非常にキレイ
Windows対応
リニーズ堂販売価格 70,000円

Windows上でプログラム開発を行うための総合ソフトが、このVisual Studio 2008 Professionalです。BASIC.net、C++、C#、Web Developerという開発ソフト群が盛り込まれています。個人の開発者から小規模なビジネス用途向けの開発業務にまで幅広く対応し、特にProfessionalではモバイル用のソフト開発にも対応しています。珍しいところではXbox用ソフトの開発にも利用できます。



開発初心者は、まず無料版から。
Professionalはそれなりに敷居が高い。

実は初心者向けと言うことで、このVisual Studioシリーズには「Express Edition」と呼ばれる無料のバージョンが存在ます。体験版ではなく、無料版です。Expressも大変良くできたツールで、個人でちょいちょい開発するなら、これでも十分な機能を発揮できます。
主な制限としては、「64ビット非対応」「MFCなし」「リソースエディタなし」あたりが大きいかと思います。ただ、MFC自体は.netという新しい概念によって最近下火になりつつあり、リソースエディタについても、結構便利なツールではあるのですが、必須ということもない(知らなければそれでも通る程度に)ので、なんだかんだ言ってExpressは悪くないツールだと個人的には思います。
MFCというのは、C++系のクラスライブラリと呼ばれるもので、つまり「機能のセット」のこと。例えば「ウインドウにタブ切り替えの機能を搭載する」とか「処理中にプログレスバー(何%完了)を表示させる」とか、そういうWindowsソフトにありがちな機能を、手軽に搭載させるものですが、これと大変類似しているのが.netで、しかも.netは幅広い利用を想定しているため、開発言語もJ#、C#などで利用でき、Windows以外のOSでも利用できるというものです。この.netが最近は勢いがあることもあり、MFCの利用価値が以前ほど振るっていないという事情も考えると、Expressでも困らない、という人は少なくないようです。

ただ、さすが高額なProfessionalだけに、ちょっと本気でやっていこうという人にとっては大変いいソフトです。Expressはあくまで入門用にすぎず、こちらの製品版ではデバッグツール群も充実している上にWindowsインストーラなども実装されており、快適性は圧倒的に高いです。
他にもデータベースをいじれたり、Officeのアドオンツールを開発できたり、Windows CE対応(つまりモバイル対応ソフト)の開発ができたり、やはり製品版は製品版だけのことはあるはずです。

これらの機能を不要だ、と言ってしまえばもちろんExpressでも全然構わないのですが、プログラム開発は戸板に水を流すようにスラスラとはいかないもので、色々な不具合やバグをひとつひとつ修正していかなければならない“苦行”を経て完成へと近づけていくものです。極端な話、メモ帳でコーディングをしてコンパイラを通したって開発はできるのです。しかし、それでは時間も労力も大変なものだからこういったソフトがあるわけで、そんな中で少しでも快適性を求めるのなら、ExpressよりもProfessionalの方が良いことは間違いありません。僕は投資分の見返りは感じられると思うのですが。

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